『チーム・バチスタの栄光』に続き、田口・白鳥コンビを手にとりました。
『チーム・バチスタ』が医療ミステリーなら、『 ナイチンゲールの沈黙』はファンタジー!?(笑)
田口・白鳥両名の持つ魅力や活躍はあまり期待できず。
ファンタジーとして読むのであればそれも良し・・・かなと言う感じです。
もちろん、ミステリーですからミステリーじみた事件はもちろんおこるのですが・・・。
小説自体は、ワタシの好みでは全くなかったのですが、作中に出てくるヒーロー『ハイパーマン・バッカス』にかなり興味津々。
17人兄弟のハイパー一族の17番目 。
バッカス(酒の神様)の名を冠しているだけに、お酒大好きヒーローで酔っぱらわないと変身出来ない事、酒癖が悪く、出張手当不当搾取で地球防衛軍をリストラ。
真面目ないい人の侵略者(矯正者)シトロン星人をズルしてやっつけてしまうずるいハイパーバッカス。
その憧れの 女性サヤカ隊員の裏特技は『FFK(不倫二股交際)』・・・って(いいのか!?)。
これが作中の子ども向けのヒーローなんです。
実際にテレビでされたりしたら絶対子どもには見せたくないかも。
ちなみに地球防衛軍の設立母体は第三セクターの産業再生機構で、予算の七割が地方自治体からの拠出で、 地球防衛軍の前身は破綻して、ただいま管財人の管理下で地球防衛軍新社を運営中・・・なんとも生々しい・・・。
っと、ミステリーと関係の無い所にハマってしまったワタシ。