先日、夜中にやっていたドキュメンタリーで↑この歌を知りました。
重く、深い歌です。
広島出身のmetisが、原爆の悲惨さや平和の尊さをどうやって言葉に載せて伝えようかと苦悩している姿に夜中にも関わらず目が離せなくなってしまいました。
この歌を歌うmetis自体も私は、菅原道真の末裔で『梅は咲いたか 桜はまだかいな』なんていう受験生の応援歌を歌っている人。
って程度にしか知りませんでした。
実際に被爆者であるmetisの祖母や、広島原爆を体験した人たちが『伝えなければ』との一身で 重い記憶をしぼり出す様に胸が締め付けられるようでした。
語りたくない人もいるんです。
あまりの惨さに、怖さに。
私の祖父も戦争を語りませんでした。
でも、知らなければいけない。
伝えなければいけない。
そして私は知りたいと思う。
だからこそ、metisの『アオギリの下で』を聞いた時に 、小さな責務を背負った気がしました。
せめて我が子だけにでも、教えて行かなければ。
今年の終戦記念日の日。
子ども達には知っている限りの話しをしました。
きっと子ども達の人生では想像もできない出来ごとを耳にしても、他人事なのかもしれません。
それでもやっぱりちゃんと伝えなければと思うのです。
また来年の夏も、 その次の夏も。
子ども達の心や世の中に、平和が実る日まで私なりの種を撒き続けて行かなければいけないと思っています。