本を読む

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久々に、編みぐるみ以外の事を書いてみようかと。

あまり、お話せずに居ましたが、数年前から本を読む事が出来なくなっていました。
三上延さん著作のビブリア古書堂シリーズに出てくる五浦大輔くんが、幼い頃の出来事で本が読む事ができなくなったという設定があります。
彼は、幼心に本にまつわる事で傷つき、活字を追う事ができなくなります。
漫画や短編は読めるけれど、長編になると読めない。
そんな悩みを持った主人公が古書店で働く様になるお話です。

私も、7年前、心を失ってしまうような悲しくて辛い出来事があって。
その頃から、本を読む事ができなくなっていました。
五浦くんと同じで、漫画は読む事ができたので、なかなか自分で本を読めなくなったと言う事に気付かずにいました。
毎朝、朝刊を時間をかけて読む事が日課でしたが、何度文字を追っても読み進まない。
指で文字をなぞりながら読んでも全く頭に入ってこない。
ある日、活字が読めなくなっている事に気付きました。

それから7年。
もともと、小さな頃からいつも本を読んでいる活字中毒者でしたので、本を読みたいのに読めないというのは、自分が自分でない様で、空っぽな日々でした。
どうしても本を読みたくて、文字の少ない子供向けの絵本をめくっていた事もありました。
それが最近、立て続けに何冊かの本を読む事ができて。
本を読めない日々の苦悩を知っている本好きの友人に何気に報告したら、すごく喜んでくれて、ほんわか心が暖かくなったりしました。
以前程のスピードでページを捲る事はできませんが、久々に目にする活字の群れに、なんだか胸躍る私がいます。

まだまだ読めるジャンルは限られていて。
それでも、本を読める様になったばかりの幼子の様に、ウキウキと本に向き合える事をもう一度経験できるなんて、幸せかな〜なんてね♪
心が満ちて行く感覚に、今は嬉しくてたまりません。


Author rota

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